三重県・三重県教育委員会では、学校・家庭・地域が一体となって子どもたちの希望と未来を支える学力を育んでいく取組として「みえの学力向上県民運動」を平成24年度から展開しています。
みえの学力向上県民運動では、
1.「主体的・協働的に学び行動する意欲」を育てる
2.「学びと育ちの環境づくり」を進める
3.「読書をとおした学び」を進める
の3点を取組の視点として基本方針に掲げています。
みえの学力向上県民運動のウェブサイトでは、全国学力・学習状況調査やみえスタディ・チェックの情報や、学習に役立つプリントや動画資料などがまとめられた「みえびぃ学びの応援サイト」を自由に活用することができます。
※三重県学校ネットワーク>みえの学力向上県民運動ページ>基本方針より引用
(掲載元:みえの学力向上県民運動事務局(三重県教育委員会事務局学力向上推進プロジェクトチーム))
◇全国学力・学習状況調査とは、文部科学省が平成19年度より実施している学力調査のことで、全国的な児童生徒の学力や学習状況を把握・分析し、教育指導の充実や学習状況の改善等に役立てる目的で毎年小6・中3の児童生徒を対象に実施されています。
(詳しい内容については文部科学省HPにてご確認いただけます;全国学力・学習状況調査の概要)
◇三重県では、令和6年4月18日(木)に「令和6年度全国学力・学習状況調査」が実施されました。
今年度は、三重県内の公立小学校341校および公立中学校150校の計29,080名の小6児童・中3生徒を対象に行われ、国語・算数(数学)など教科に関する調査とアンケート調査から授業改善や子どもたちの学習状況の改善に役立てることを目的として毎年全国で実施されています。
◇三重県の平均正答率は、全国平均と比較してほとんどの教科で~1ポイント程度下回っており、学習内容の定着や考える力の育成が求められています。
また、学習習慣においても全国と比べ、「学習時間」や「読書時間」の水準が低く、家庭学習等の習慣化において、子どもたちのやる気を引き出し、自ら学ぶ習慣を身につけられるように学校・地域・家庭が一体となる必要があります。
令和5年度全国学力・学習状況調査の結果についてはこちら
※三重県公式HP>教育委員会事務局>令和5年度全国学力・学習状況調査結果に係る学力向上パンフレット及びリーフレットより引用
https://www.mie-c.ed.jp/kenminundou/gakucho/r5/r5_brochure.pdf
https://www.mie-c.ed.jp/kenminundou/gakucho/r5/r5_leaflet.pdf
◇また、三重県では平成24年度より「みえの学力向上県民運動 」として展開している教育活動の一環として、小4・5年生、中1・2年生を対象としたみえスタディ・チェック という独自の学力・学習状況調査が行われています。令和3年度には全国の都道府県に独自の学力調査をCBT*で実施するなど、三重県は教育施策に力を入れた取り組みが多く実施されています。
*CBT(Computer Based Testing)…コンピュータを使った試験方式のこと。学校での利用だけでなく、英検や漢検などの資格検定にも広く活用されている。
※三重県公式HP>教育委員会事務局より引用